作詞:時雨音羽作曲:古賀政男胡弓ならせば ランタンゆれるゆれるランタン 小さく赤くすえは夜霧で すえは夜霧で絶えだえに胸の白菊花の しおれる頃は消える黄包車 二度とは 逢えぬ今日も四馬路に 今日も四馬路にけむる雨糸がふるえる 胡弓の糸がすすり泣く音の 悲しく細く遠い夜霧の 遠い夜霧のあの中でわかれゆく身は 儚く淡し霧の上海 さよならならば明日ははるかの 明日ははるかの空の涯